第39回 全日本杖道大会 結果

 2012年10月14日(日曜日)、広島県立総合体育館小アリーナにて第39回全日本杖道大会が開催された。

 初段の部では初出場となる、高木万里子(帯広)・山本直人(帯広)組、名野まい(帯広)・今橋健(室蘭)組が順調に勝ち進んでいったが、初段の部準決勝(優秀賞決定戦)にておしくも敗れベスト4となった。

 続いて二段の部では、1回戦に秦 葉奈子(釧路)・高井宏行(帯広)組が転勤で神奈川へ移籍した森島(去年、秦・森島組は二段の部ベスト4)組と対戦し2対1で勝利、その後は3対0で安定し勝ち進み秦は2度目、高井は3度目となる優秀賞を獲得。二段の部のもう一つの山では、細沼哲也(札幌)・高木誠(帯広)組と佐賀俊資(札幌)・奥矢敏正(札幌)が勢いと安定した試合をしながら準決勝に進出、優秀賞を決める試合は北海道の同門対決となったが、この試合を制した細沼・高木組が3度目の優秀賞を獲得。

 三段の部は、北海道がこの10年間優秀賞を獲得できていないところである。今年は4組が出場したが、田村浩志(帯広)・三戸部良太(帯広)のベスト16を最高に終え、出場した選手は来年こそは北海道で優秀賞を獲るという気持ちを強くした。

 今年出場人数最多86名の四段の部は、伊藤稔(江別)・浅井康孝(札幌)組が全日本大会四段に初挑戦をした。1回戦をシードで進み、2回戦を勝ち上がった後のトーナメントは、同世代で過去に二段三段で優秀賞を獲得している強敵のとの組み合わせとなった。3回戦神奈川の岩田組、4回戦大阪の老松組、準決勝大阪の藤田組を撃破し決勝戦に進出。決勝戦もみごと東京組に勝利し、伊藤・浅井組は初の全日本大会の優勝を手にした。

 五段の部には、小松裕佳(小樽)・柴野和人(小樽)組と菊永隆博(恵庭)・上出都(札幌)組が出場。この段位には過去に優勝や優秀賞を獲得した選手が多く、技の勢いと安定性、試合での気迫がある。北海道勢は際どい試合も多くある中勝ち上がり、菊永・上出組が決勝戦に進出。決勝戦は福岡の伊橋組という強敵との対決の中、2対1の接戦を制し四段の部に続き菊永・上出組も初の全日本大会の優勝を手にした。

 六段の部では全日本大会四段五段で優勝経験のある、古野耕一(札幌)・足立隆宏(札幌)組、宗像純子(北広島)・住吉美代子(釧路)組、沼田範之(小樽)・砂原新也(函館)組の3組が出場。去年はどの組もベスト8が最高で六段の部で勝ち上がるためにはさらなる稽古が必要だと、この1年間猛稽古をした上での再挑戦となった。接戦が多く、試合の判定に緊張をする試合が続いたが、この3組すべてが準決勝に進出。同門対決は準決勝で古野・足立組と沼田・砂原組となり、この試合を古野・足立組が2対1で勝利、決勝戦には古野・足立組と宗像・住吉組が進出し、決勝戦も同門対決となった。この決勝戦を2対1で勝利した古野・足立組が六段での全日本大会初優勝を手にした。

 表彰式では、優勝組に優勝杯乙藤杯が授与され、4つ(四、五、六、、七段)ある乙藤杯の内の3つを北海道が獲得二段の部においても4名が2度目3度目の優秀賞を手にした。今大会の北海道は優勝・優秀賞に5組ベスト4以上には10組20名という過去最高の成果を残すことができた。
 来年の全日本杖道大会は北海道での開催となる。過去最高の状態で終えた今大会よりもさらに良い成績が出せるように、これまで以上の稽古をし、技を追求し、さらなる自身の向上を目指して北海道は頑張っていきたい。



大会結果
六段優勝     古野耕一(札幌) ・ 足立隆宏(札幌)
 
準優勝     住吉美代子(釧路)・ 宗像純子(北広島)
五段優勝     菊永隆博(恵庭) ・ 上出 都(札幌)
四段優勝     伊藤 稔(江別) ・ 浅井康孝(札幌)

二段優秀賞    細沼哲也(札幌)  ・ 高木 誠(帯広)
二段優秀賞    高井宏行(帯広) ・ 秦 葉奈子(釧路)         


六段 ベスト4 沼田(小樽) ・砂原(函館)
五段 ベスト8 小松(小樽)  ・柴野(小樽)
四段 ベスト16 野澤(札幌)  ・檜田(函館)
三段 ベスト16 田村(帯広)  ・三戸部(帯広)
二段 ベスト4 佐賀(札幌)  ・奥矢(札幌)
初段 ベスト4 高木(帯広)  ・山本(帯広)
   ベスト4 名野(帯広)  ・今橋(室蘭)