三月十四日、十五日、神道夢想流杖術の本場である福岡から杖道範士8段波止成徳先生(神道夢想流杖術免許皆伝 明徳館)、杖道範士8段篠原武先生(神道夢想流杖術免許皆伝)を迎えて、札幌産業技術訓練センターにて神道夢想流杖術古流講習会が行われた。

十四日午前九時に札幌近郊だけではなく、千歳、釧路、稚内、函館、と全道各地遠方からも受講生が集まり総勢30数名、各レベルに応じてAからCの各グループに分かれて講習会が開始され、初日は打太刀波止範士、仕杖篠原範士の解説にて古流の表(おもて)を初めに太刀落・鍔割・着杖・引提、つづいて、左貫・右貫・霞・物見、さらに、笠の下・一禮・寝屋の内・細道、と4本ずつを細部にわたり指導された。受講生は本物を学び取りたいという強い気持ちと意欲から自ら指導をお願いする者も多く、他者が指導されているところでは、集まり見取り稽古と、貴重な指導を多く受けることができていた。十四日の稽古終了前にはCグループがABグループを相手に掛り稽古が行われた。

稽古後の懇親会では福岡名物であるモツ鍋を中心に、北海道各地からの受講生が持ち合わせたカニや酒などで先生方を囲み、先生方との懇親を、仲間との親睦を深めていった。

講習会二日目はグループを再編成し、ABグループは午前に古流の中段を4本ずつ、初めに一刀・押詰・乱留・後杖()、つづいて、後杖()・待車・間込・切懸、さらに、真進・雷打・横切留・払留を初日と同じく解説指導いただいた。Cグループは前日の表(おもて)の技をさらに練り上げていった。午後からは自由稽古として、Aグループは古流の影(かげ)以降の技を稽古、Bグループは中段の技をさらに練り上げていった。

受講生は二日間にわたり免許皆伝の先生の技を目の当たりにし、直接指導を受け、古流の口伝を受けることができた。すべての受講生が講習会終了時点ですでに次回の神道夢想流杖術古流講習会を期待し各地へ解散していった。

講習会の様子


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